おはし

難聴者の心の軌跡

夢を諦めた10代の葛藤。おはしの物語(2)難聴と職業選択

はじめに「大きくなったら、何になりたい?」そんな質問を、子どものころ何度も聞かれました。今は逆に、私が子どもたちに聞く側になっています。私が10代の頃憧れ、初めて真剣に考えた職業は「消防士」や「海上保安官」でした。どちらも、人を助けるかっこ...
難聴者の心の軌跡

聞こえていたあの頃の記憶。おはしの物語(1)小・中学生時代

はじめに:「生き方のロールモデル」が見つからなかった私は中等度の感音性難聴があります。子どもの頃は、軽度難聴でした。聞こえの状態は人によって本当にさまざまです。重度の聴覚障がいのある方に比べると、「軽度」「中等度」は外からは分かりづらく、時...
生活を変えるツール

【難聴ライフ革命】生活が一変!本当に役立つ「聞こえのツール」5選

はじめに私は中等度の感音性難聴があります。聞こえにくさによる困りごとは日常のあちこちにありますが、それを少しでも軽くしてくれる道具が、世の中にはいくつもあります。今回は、私がこれまでに実際に使ってみたことがあるもの、これから使ってみたいと考...
生活を変えるツール

【補聴器の効果】つける意味がない?補聴器がもたらす「本当のメリット」と限界

私は、中等度の感音性難聴です。今では補聴器を使って生活していますが、はじめて補聴器をつけたのは20代の頃でした。軽度〜中等度の難聴者の中には、補聴器を使っていない方も多いのではないでしょうか。「補聴器をつけると、本当に聞こえやすくなるの?」...
おはしの私生活

【おはしが生まれた日】私がブログを書く理由。

はじめに:20記事目に書きたいことこの記事で、ブログ「おはしのおはなし」がちょうど20記事目になりました。難聴を軸に、これまでいろいろな記事を書いてきました。飽きっぽい私からしたらこれは快挙です😂読んでくださった皆さん、本当にありがとうござ...
難聴の科学と仕組み

【難聴の科学】なぜガヤガヤした場所は疲れるの?「カクテルパーティ効果」と難聴の関係を徹底解説

カクテルパーティ効果、という言葉をご存じでしょうか?なんだか楽し気な言葉ですよね。私ははじめて聞いた時、お酒に酔ったときのようなふわふわした気持ちになることかな?と思いましたが、実はそうではありません。みなさんは、にぎやかな場所(例えば学校...
理解と優しさのヒント

【軽・中度難聴】「見た目ではわからない」からこそ辛い。“半端に聞こえる”難聴者が抱えるしんどさの正体

「難聴です」と伝えると、戸惑われることがあります。「えっ?ふつうに話せてますよね」「そんなふうに見えませんでした」たしかに私は、大きな声で話しかけられなくても、なんとか会話できます。補聴器をつければ、だいたいの言葉は耳に届きます。でも、それ...
難聴者の心の軌跡

【自己開示の壁】「言わない方がよかった?」難聴のことを伝えるべきか悩んだ末に

「難聴なんです。」と、周囲に伝えるべきかどうか。私はずっとこの問いに迷ってきました。伝えれば、配慮してもらいやすくなるかもしれない。でも、「やりにくい人だ」と思われないだろうか。いっそ黙っていた方が、波風が立たないかもしれない――。これは、...
職場の壁と生存戦略

【コロナ禍の難聴】マスク社会が難聴者に与えた影響とは?

コロナ禍から数年が経ち、ようやくマスクを外して過ごせる日常が戻ってきました。新型コロナウイルスによって、学校の風景は大きく変わりました。子どもたちは全員マスクをつけ、教室の窓は開け放たれ、そして換気扇がブーンと音を立てて回っています。これら...
難聴の科学と仕組み

【難聴の核心】「語音明瞭度」とは?聞こえるのに言葉が判別できない感音性難聴の正体

「もう一度言ってください」「えっ?なんて言ったの?」そんなふうに聞き返すことが多い私。音は聞こえているのに、言葉の意味がわからないーーそれは、音量の問題だけではありません。私は中等度の感音性難聴で、補聴器を使って生活しています。学校という音...