おはし

難聴

難聴生活を変えた聞こえのツール

はじめに私は中等度の感音性難聴があります。聞こえにくさによる困りごとは日常のあちこちにありますが、それを少しでも軽くしてくれる道具が、世の中にはいくつもあります。今回は、私がこれまでに実際に使ってみたことがあるもの、これから使ってみたいと考...
難聴

難聴者の心強い味方~補聴器の効果~

私は、中等度の感音性難聴です。今では補聴器を使って生活していますが、はじめて補聴器をつけたのは20代の頃でした。軽度〜中等度の難聴者の中には、補聴器を使っていない方も多いのではないでしょうか。「補聴器をつけると、本当に聞こえやすくなるの?」...
難聴

おはしが生まれた日

はじめに:20記事目に書きたいことこの記事で、ブログ「おはしのおはなし」がちょうど20記事目になりました。難聴を軸に、これまでいろいろな記事を書いてきました。飽きっぽい私からしたらこれは快挙です😂読んでくださった皆さん、本当にありがとうござ...
難聴

カクテルパーティ効果と難聴 ― にぎやかな場所が苦手な理由

カクテルパーティ効果、という言葉をご存じでしょうか?なんだか楽し気な言葉ですよね。私ははじめて聞いた時、お酒に酔ったときのようなふわふわした気持ちになることかな?と思いましたが、実はそうではありません。みなさんは、にぎやかな場所(例えば学校...
難聴

「見た目ではわからない」軽度・中等度難聴の“しんどさ”

「難聴です」と伝えると、戸惑われることがあります。「えっ?ふつうに話せてますよね」「そんなふうに見えませんでした」たしかに私は、大きな声で話しかけられなくても、なんとか会話できます。補聴器をつければ、だいたいの言葉は耳に届きます。でも、それ...
難聴

”言わない方がよかった?” 難聴のことを伝えるべきか、ずっと悩んできた話。

「難聴なんです。」と、周囲に伝えるべきかどうか。私はずっとこの問いに迷ってきました。伝えれば、配慮してもらいやすくなるかもしれない。でも、「やりにくい人だ」と思われないだろうか。いっそ黙っていた方が、波風が立たないかもしれない――。これは、...
難聴

マスクと換気扇と難聴の三重苦 ― コロナ禍の教室をふり返る ―

コロナ禍から数年が経ち、ようやくマスクを外して過ごせる日常が戻ってきました。新型コロナウイルスによって、学校の風景は大きく変わりました。子どもたちは全員マスクをつけ、教室の窓は開け放たれ、そして換気扇がブーンと音を立てて回っています。これら...
難聴

語音明瞭度ってなに?“聞こえているのにわからない” 感音性難聴の不思議

「もう一度言ってください」「えっ?なんて言ったの?」そんなふうに聞き返すことが多い私。音は聞こえているのに、言葉の意味がわからないーーそれは、音量の問題だけではありません。私は中等度の感音性難聴で、補聴器を使って生活しています。学校という音...
難聴

苦手です。職場での電話対応

電話対応のプレッシャー「電話が鳴るのが怖い」これは、私が長年ずっと感じてきた気持ちです。電話が苦手な難聴の方は、本当にたくさんいらっしゃると思います。私は中等度難聴の教員です。補聴器を使って生活しています。普段の会話は何とかなることが多いの...
難聴

聞こえにくいから気づけたこと

子どもとのやりとり・心の気づき私は中等度難聴の教員です。補聴器をつけていても、教室のざわざわした音の中では、子どもの声や校内放送がうまく聞きとれなかったり、内線の呼び出し音に気づけなかったりすることがあります。😭そんな自分が嫌で、「迷惑をか...