先日、右耳の補聴器が突然、沈黙しました。
電池を替えても、スイッチを入れ直しても、うんともすんとも言わない——。
私にとって補聴器は、日々の会話を支えてくれる大切な存在です。それが突然故障してしまい、不安でいっぱいでした。
平日は時間がつくれなかったので補聴器なしでなんとかしのぎ、週末に補聴器店でみてもらうことにしました。
補聴器の使用歴
私が今使っている補聴器は2代目です。
初代の補聴器は、大学生の時に講義が聞き取れず購入したものの、言葉の聞き取りにはほとんど効果を感じられず…ほとんど使わないまま寿命をむかえました。😭
今の補聴器は教員になった時に購入したもので、使い始めてそろそろ8年ほど経ちます。
会話の頻度が多い仕事なので補聴器は必須と思い購入したのですが、やはり言葉の聞き取りにはあまり効果を感じられず。
むしろ、子どもの大声や机・椅子を移動する音などが大音量で耳に入ってきて疲労感を感じることが多かったので、3年ほどはつけたりつけなかったりを繰り返していました。
しかし、難聴が少しずつ進み、周りの状況にもよりますが、いよいよ補聴器なしでは会話が難しくなってきました。今はほぼ毎日つけています。
補聴器店へ
現在使っている補聴器、8年間で故障は2回ありました。多いのか少ないのかはわかりませんが。😂
1回目は、使い始めて7年目。去年のことです。片耳の補聴器が急に反応しなくなりました。補聴器店に行ってみてもらったところ、修理が必要とのことで、補聴器を預かってもらい、見積りをつくってもらいました。
修理の内訳は、マイク交換、レシーバー交換、その他パーツの交換。費用は3万5千円。
預けてから受け取るまで、2週間と少しかかりました。補聴器が手元にない期間は、仕事中とても不安でした。
2回目は、つい先日のこと。1回目とは反対側の補聴器が反応しなくなりました。
同じく補聴器店でみてもらうと、レシーバーが故障しているとのこと。
幸い、店内にあった在庫に合うものがあったようで、その場で交換してもらえました。
かかった時間は30分ほど。費用は1万3千円でした。
修理内容まとめ
- 1回目(7年目)
修理内容:マイク・レシーバー、その他パーツの交換(左耳の補聴器)
費用:35,000円
期間:約2週間 - 2回目(8年目)
修理内容:レシーバー交換(右耳の補聴器)
費用:13,000円
期間:約30分
補聴器店は耳のこと、聞こえの悩みなど、時には話しにくいことも伝えないといけない場所です。
なので、費用も大事ですが、店員さんとの相性も大事!😂耳鼻科もそうです。
今通っている補聴器店は家から少し離れた場所にあるのですが、毎回とても丁寧に話を聞いてくださるので安心です。
買い替えも視野に
一般的に補聴器の耐用年数は5年程度だそうです。
高価なものなので、故障がありながらも8年ほど使い続けられてとりあえずほっとしています。
しかし、左右それぞれ1回ずつ修理に出し、費用も合計5万円近くかかっています。
補聴器は年々進化しているようで、交換用の部品の在庫がなくなるケースも珍しくないようです。
買い替えにかかる費用のことを考えると少しでも長く今の補聴器を使い続けたいところですが、
毎年のように高い修理費を払うよりも、新しい補聴器を買う方がいいのかもしれません。
修理できるならまだいいですが、修理不可能といわれて慌てて新しいものを探さないといけなくなるのも困ります。
価格帯も性能も様々な補聴器。
もしまた故障して、「修理できません」と言われても慌てなくていいように、次に買う補聴器の候補を選び始めたいなと思います。
それと同時に、今使っている補聴器に少しでも長く働き続けてもらえるように、こまめに乾燥ケースに入れる、耳あかの掃除をするなど、補聴器のメンテナンスもがんばりたいと思います。
補聴器は高価で、そして壊れたときの不安も大きいものです。
同じように不安を感じた方が、少しでも「事前の備え」を考えるきっかけになればうれしいです。



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