[年末のごあいさつ]耳と心を休ませながら

気づけば、今年も終わりが近づいてきました。
年末は何かと忙しいですが、仕事がひと段落すると、空気がゆっくりと感じられ、「そろそろ一息ついてもいいよ」と言われているような気になります。
今年最後のブログの更新、今日はこの一年間を少しだけ振り返ってみようと思います。

ブログを書き始めた一年でした

今年一番大きかったのは、このブログを書き始めたこと。そして書き続けられていることです。
正直に言うと、こんなに続けられるとは思っていませんでした。
難聴というテーマで、ここまで書くことがあるなんて、自分でも驚いています。
でもそれだけ、難聴者は日々の生活の中で、聞こえにくさによる不安や困りごと、葛藤がたくさんある、ということだと思います。

難聴者の孤独と、行き場のない気持ち

難聴者は、身近に同じ状況の人を見つけるのが、なかなか難しいです。少なくとも私はそうでした。
家族や友人に少し愚痴をこぼしても、「聞こえてるやん」「普通に会話できてるやん」と言われて、話が終わってしまうことがありました。

確かに、聞き返しを重ねれば会話は成り立ちます。でも、「なんとかなっている」ことと、「平気である」ことは違います。
分かってもらおうとすればするほど、自分だけが必要以上に悩んでいるように感じられ、なんだか余計にもやもやしてしまうこともありました。
誰かが悪いわけじゃない。でも、気持ちの行き場がない。そんな感覚を、何度も味わってきました。

書くことで、少し気持ちが整った

このブログは、
そんな行き場のない気持ちを、そっと外に出す場所になりました。

うまく書けない日もあるし、
書きながらしんどくなることもあります。
それでも、文字にすることで、
気持ちが少し整理されたり、
仕事で落ち込むことがあっても、「次またがんばろう」と思えたり。

書くことが、私にとっての小さなリセットになっている気がします。

でも、もし、誰にも読んでもらえなかったら、
ここまで続けることはできなかったと思います。

改めて、読んでくださっている皆さんに、心から感謝しています。
本当にありがとうございます。

来年は、少しずつ、話せる年に

来年は、妻が描く漫画を応援しながら、
このブログも、無理のないペースで続けていきたいと思っています。

今までは一人で抱え込みがちでしたが、最近は妻が描いてくれる漫画やこのブログを通して、自分の気持ちを『分かち合う』ことの大切さを実感しています。

そしてもう一つ。
自分の難聴について、
もう少し言葉にして話せる一年にしたいです。

完璧に伝えられなくてもいい。
うまく説明できなくてもいい。
「聞こえにくいんです」と言える場面を、少しずつ増やしていけたらと思います。


2025年も、もうすぐ終わります。

どうか、みなさんも耳と心を、少し休ませてあげてください。

来年も、無理せず、ぼちぼちやっていきましょう。
このブログを読んでくださっている皆さんも、本当に一年間、お疲れさまでした。
それでは、よいお年をお迎えください。

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